プロポーズというシステムについて物申す
プロポーズ。
一般的には結婚をするために必要な儀式であり、それは通常男性から女性へと乞うものである。
私も大人になる前はそういうものだと信じて疑っていなかった。
しかし学校を卒業して親元から独立・就職し、経済的に自立し、色んなことを自分で決め始めたころから疑問に思うようになった。
なぜ結婚という自分の人生を変えるようなイベントを相手側のタイミングや意思に合わせなければならないのか。
ましてやサプライズプロポーズなんてもっての外、自分の大事な人生をサプライズでなんて決められたくない。
女性が受け身のプロポーズ
たいていの人は行きたい大学、働きたい会社、住みたい場所などいろんなことを周りのアドバイスを受けながら最終的には自分自身で決めてきただろう。
だがこと結婚に関しては女性は大変受動的なのである。人生で最も大切な決断なのに。
よくあるのは、女性が結婚をしたがっているが男性が煮え切らず、それとなくプレッシャーをかけるというパターン。
なぜ堂々と結婚がしたいと言えないのだろう。
重たいと思われてしまうのが怖いから?言ってしまったら逃げられてしまうから?
結婚のけの字を出したくらいで別れるならそれまでの相手であると思うし、そもそもの人選が間違っているのである。早く別れたほうが身のためだ。
プロポーズなんてしょうもない。
私は私がしたいタイミングで結婚するんだ。
そう思っていたら結局アメリカ人しか見つからなかった。
チーン
一年付き合ったら結婚の話し合いをするべき
結婚または出産適齢期のカップルが付き合っていたとしたら、1年で結婚の話をすべきである。
春にすごく素敵に見えていた人が、冬には違って見えるかもしれない。
もしその変化が良いものであればその人は結婚すべき人なのだと思う。
私の場合付き合って一年で私の方から今後のプランについて話し合いたいと申し出た。
アメリカ移住が絡んでいたこともあり、私が行くかどうかの決断が必要だったのだ。
夫もそれまでは結婚をほのめかすに留まっていたが、ビザなどの関係で、この話し合いを境にどんどんと具体的に結婚に向けて動き始め、結局それから一年後に結婚・渡米することになった。
ちなみに指輪もこちらが指定させていただきたい
プロポーズの必須アイテム・婚約指輪についても一言言っておきたい。
サプライズで何十万もする指輪を買わないでいただきたい。
欲しい指輪は決まっているので必ず意向を聞いていただきたい。
もらう立場で大変恐縮ですがどうぞよろしくお願い申し上げます。(お前誰)
サプライズは渡すタイミングだけで結構である。
こんな夢も希望もないことを言って申し訳ないが、結婚は現実であり夢物語ではないのである。最初からお互いコミュニケーションを滞りなくとれるか、言いたいことを気兼ねなく言えるかが後の結婚生活が成功する鍵なのではないだろうか。
この話を昔飲み会でしたら男友達が一言。
俺、嫁にディズニーランドでサプライズプロポーズしたんだよね... 指輪もサプライズで...
はっはっはっは
君とは来世でも結婚できないね!
ちなみに彼は今は3人の子持ちの大変すばらしいパパになっている。
完