アメリカの出会い系アプリCoffee meets bagelで本当にいい人に出会えるか
ここアメリカでは出会い系アプリで結婚まで辿りついたカップルが結構います。私の知っているだけでも10組はいます。今や市民権を得ている出会い系アプリ。今日はそんなアプリで本当にいい人に巡り合えるのか、同僚の体験談を書いてみます。
利用アプリはCoffee meets bagle
同僚A子さんはラテン系です。かなり美人でセクシーです。
鼻と耳を整形し、さらに豊胸もしているからです。
アメリカはブラジルに次ぐ世界二位の整形大国です。彼女も整形に100万円以上を費やしており、次はキムカーダシアンのようなおケツにしたいそうです。
全く理解できませんが、とにかくA子さんは仕事ができ、情熱的で気さくなかわいらしい女性です。
普段の生活でなかなか出会いがなく、友達に進められてアプリを登録したようです。Coffee meets bagelは比較的新しいアプリで、Tinderなんかよりは少し真面目な感じのするアプリです。
37歳独身イケメン眼科医は釣りなのか
数あるプロフィールの中からA子がフィルターをかけたのは「結婚歴・子供なしの医者」でした。さすがラテン系、野心ムンムンです。
その中でもさらにイケメンを探り当てたA子はさっそくアプローチしました。相手のイケメンB男はもちろんデートに誘ってきます。A子はかわいくてセクシーですから。
実際会ってみたら、本当にイケメンの眼科医で、さらに実家がお金持ちでした。A子は小躍りしました。数回デートを重ね、付き合おうということになりました。
立ち込める暗雲その1
お決まりの流れですが、付き合い始めると段々と相容れない部分が出てきます。もちろんお互い様だとは思うのですが、私があれっと思ったポイントその1です。
何回目かのお泊りの時にB男は性器ヘルペスを持っていることを告白します。
まぁここまでは良しとしましょう。誰にでもこういうことは起こり得ます。B男は正直に告白しただけ誠実だと感じました。
しかしその次のお泊り時、B男は避妊をしたくないと言い出しました。
ヘルペス移るだろうが。おかしいだろ。A子は一抹の不安を覚えました。
暗雲その2
B男がA子のアパートに初めてやってきました。その日は楽しく過ごしB男は帰っていきました。後日B男はA子にこう言いました。
君の家には本がなかった。本を読まない人間は尊敬できない。
君はアメリカでDegree(学位)を持っていないから僕とはちょっと違う。
A子はたとえ学位がなくとも、仕事のできる賢い女性です。A子は自分自身にプライドがあり、この言葉に大変傷つきます。
暗雲その3~冬彦さん並みのマザコン
B男はついに正体を現した。なんと彼はアメリカ版冬彦さんであったのである。
お母さんが君に会いたがっている。
お母さんは小さいころいつも家にいてくれた。
だから君も結婚したら仕事をやめてほしい。
お母さんが君にワンピースを買ったって。
トゥーマッチお母さんです。A子は別れることにしました。
別れるときもお母さん
A子は別れ話をしました。なるべく穏便に、優しく彼女の意向を伝え、これからも友達でヨロシクと言って帰ってきました。
翌日お母さんからテキストが来ました。
「もう一度息子と話し合ってくれないかしら。」
結論
残り物には訳がある。
完。